家計管理

住宅ローン完済後の家計管理。やってよかった3つのこと

今から5年まえ、長女の高校入学前に住宅ローンを完済しました。

ローン残高500万円弱になったところで繰上げ返済しました。

今思えば、その500万円をインデックスファンドにぶち込んでおいたらってちょっと思いますが、当時のローンがもうないというスッキリ感と、私立高校へ進学する娘の教育費へ全振りできる安心感に包まれていました。

実は、当時借り入れしていた銀行は他と比べて金利が高く、借り換えも検討していましたが、残金が500万円と少ないこともあり、手数料などが高額な借り換えのメリットはほとんどないことから思い切って繰り上げ返済に踏み切りました。

完済後、家計の考え方がガラッと変わりました。
ローンに縛られない分、「自由に使えるお金」が増えたようでいて、実は油断するとあっという間に消えてしまうんです。

そこで私たち夫婦(共働き・世帯年収700万円)は、ローン完済をきっかけに“お金の使い方を3つ見直し”ました。
結果的に資産も少しずつ増え、暮らしの満足度も上がりました。

① 固定費を徹底的に見直した

まずやったのは、毎月の固定費を見直すこと。
住居費は駐車場+固定資産税で年間約8万円とかなり低く抑えられているので、その他の支出に注目しました。

  • 通信費:格安SIMへ変更(家族3人分で月8,000円台)
  • 保険:掛け捨てを減らし、必要最小限だけ残す
  • 節約家電の導入:ドラム式洗濯機や電気代の安いDCタイプの扇風機の導入

固定費を整えると、毎月の“なんとなくの出費”が減って、精神的にもすごくラクになりました。
浮いた分はすべて投資・貯蓄にまわしています。

② 投資を「生活の一部」にした

住宅ローンが終わると、私は「お金を寝かせない」ことを意識しました。
毎月15〜20万円をインデックス投資へ自動積立。

  • 夫婦でNISAとiDeCoを活用
  • S&P500・全世界株インデックス中心
  • 年平均リターン5〜7%を目標に長期保有

ローン完済から約5年で、資産は400万円→2,300万円に増加。
投資を「特別なこと」ではなく、「家計の一部」として考えるようにしたのが大きかったです。強制的に投資へ打ち込んで残りは大好きなインテリア費やネイル、まつげパーマなど好きに使っていいことにしています。

③ お気に入りにだけお金を使う

節約ばかりしても心は満たされません。
だからこそ、支出の優先順位をはっきりさせました。

  • インテリアやリフォームなど、「暮らしの質」に投資
  • 安さより「長く愛せる」ものを選ぶ
  • 可処分所得のほとんどを“お気に入り”のために使う

最近は、築年数が古くなってきた自宅のリフォームを検討中です。木目調などの偽の素材は使わずに、上質な建材で居心地の良い空間を作るのが目標です。


お金を使うこと自体に罪悪感はなく、「自分が本当に好きなものに使う」という意識を大切にしています。

おわりに:お金を“守る”から“生かす”へ

住宅ローン完済後は、単に支出を減らすよりも「お金をどう生かすか」を考えるタイミング。
40代からでも、遅くありません。

お金との付き合い方を整えると、心にも余裕が生まれます。
これからも、“好きな暮らし”と“お金のバランス”を大切にしていきたいと思います。

にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄(40代)へ
にほんブログ村